第20巻4457番歌はこちらにまとめました。
第20巻 4457番歌
| 巻 | 第20巻 | 
| 歌番号 | 4457番歌 | 
| 作者 | 大伴家持 | 
| 題詞 | 天平勝寶八歳丙申二月朔乙酉廿四日戊申 太上天皇<大>后幸行於河内離宮 經信以壬子傳幸於難波宮也 三月七日於河内國伎人郷馬國人之家宴歌三首 | 
| 原文 | 須美乃江能 波麻末都我根乃 之多<婆>倍弖 和我見流乎努能 久佐奈加利曽祢 | 
| 訓読 | 住吉の浜松が根の下延へて我が見る小野の草な刈りそね | 
| かな | すみのえの はままつがねの したはへて わがみるをのの くさなかりそね | 
| 英語(ローマ字) | SUMINOENO HAMAMATSUGANENO SHITAHAHETE WAGAMIRUWONONO KUSANAKARISONE | 
| 訳 | 住吉の浜に立っている松の根は地中に長く延びている。そんな松の根のように心中深く思っているので、眼前に見える小野の草は刈らずにそのままにしておいて下さい。 | 
| 左注 | 右一首兵部少輔大伴宿祢家持 | 
| 校異 | 太皇太 大 [元][温] / 波 婆 [元][類][古] | 
| 用語 | 天平勝宝8年2月24日、年紀、作者:大伴家持、宴席、地名、大阪、難波、植物、恋愛、主人讃美、馬国人 | 

